はは「ねえ、お前、そろそろ身を固めたらどうなんだい。」
息子「そのうちね。」
はは「そのうち、そのうちって、誰か気になる娘はいないのかい?」
息子「いるには、いるけど。」
はは「どんな娘だい?」
息子「いつも仲がいいし、向こうも俺のこと気にかけてくれてさあ。」
はは「気立てはいいのかい?」
息子「うん、とっても優しい性格で、見た目もものすごく可愛いんだ。」
はは「じゃあ、その娘にしたらいいじゃない。」
息子「でも、彼女たった一つ欠点があるんだ。」
はは「なんだい?病気もちかい?」
息子「いいや、友達の嫁なんだ。」