昔話の教訓(カチカチ山)
合コンにて。
イケメン「君、可愛いね〜。お持ち帰りしちゃおかな〜。」
女子「え〜!い・い・よ♡」
男友達「おい、まずいだろ。お前、彼女どうすんだ。」
イケメン「あ、平気、平気。あいつ、名前を兎子(うさこ)って言うんだ。ウサギみたいに、大人しいから大丈夫。」
男友達「とか、言って、カチカチ山のタヌキがウサギにどんな目に合わされたか知ってるだろ。」
イケメン「え・・・?」
男友達「まず、背中に背負った柴に火をつけられて大火傷だろ。そして、火傷したところに、からしを塗り込まれたし、最後は泥の舟に乗せられて海にブクブク。助けを求めるタヌキを、ウサギは櫂でバン、バン・・・。」
イケメン「あ・・・。お、俺、帰る。」