昔話の教訓(幸せの王子)
幸せの王子「ツバメよ。お前、身体が前より大きくなっていないか。」
カラス「はい。このところ寒くなったので、体力を付けようと食べ過ぎました。」
幸せの王子「そうか。お前にも苦労をかけるな。」
カラス「はい、そう思って、今日は仲間をたくさん連れてきました。」
幸せの王子「そ、そうか、有難う。じゃあ、今日も貧しい人たちに宝石を届けておくれ。」
カラス「もう、これだけ人数を揃えたんだから、いっぺんに済ませましょう。それ、皆んな王子様の宝石を有り難く頂戴、いや、貧しい人に届けるんだ。」
カラスの手下たち「へい、ガッテンでい。」
幸せの王子「ギャーーーー!!」
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簡単に 善意差し出す 小悪党